作成用語集‐デザインについて

ＲＧＢとは色の表現方法のひとつで、Ｒ＝レッド、Ｇ＝グリーン、Ｂ＝ブルーの三色を混ぜ合わせることによってさまざまな色を表現します。これは主にテレビやパソコンなどのモニター上で色を表現する場合に使用される方法ですが、実際にバックパネルなどにプリント印刷する際は、このＲＧＢではなく、ＣＭＹＫというもうひとつの表現方法を使用することが一般的なため、Illustratorなどでデザイン作成する場合には、まず設定をＣＭＹＫに変えて頂くことをお願い致します。詳しくは「デザインデータの入稿方法」をご参照下さい。

トレースとは絵画や図面など、すでにある物をさらにその上からなぞることを言いますが、お客様のほうで制作されましたバックパネルのオリジナルデザインが手書きなどの場合、当社において、コンピューター上でそのデザインをトレースし、デジタルデザインに変換する必要がございます。そのためデザインの入稿が手書きなどの場合、デザイン変換料というものが別途で発生する場合がございますので、予めご了承頂ければと思います。

解像度とは、デジタル画像上における密度を表す数値のことであり、単位はdpiで表します。簡単に言えばこの単位が高ければ高いほど画像は鮮明であり、低ければ低いほどその画像は荒くなります。特注制作を希望するオーダーバックパネルのオリジナルデザインを画像データでご入稿する場合、当社ではこの解像度は300dpi以上を推奨させて頂いております。

これはコンピューター上におけるデジタル画像の色の濃淡変化のことを指す言葉であり、濃淡の段階は数値化することが可能です。例えばはっきりとした黒色と白色だけで表現さらた画像の場合、これは２諧調となります。

バックパネルをはじめとするさまざまな印刷物のオーダー製作する際に、お客様のご希望のサイズに裁断するために、その位置をしっかりと見極めるためにそれぞれの角に付けられる目印のことを角トンボと言います。

カラーチャートとはその名の通り、さまざまな色の見本として表形式にしたもののことを言います。バックパネルをオリジナルデザインでオーダー制作する場合、そこに使用される色を厳密に指定したい場合、こういったカラーチャートを利用したりする場合がございます。

illustratorとは、アメリカのAdobe Systems社が制作したグラフィックソフトのひとつです。バックパネルをはじめ、さまざまなアイテムを特注作成する際のデザインデータ制作に、広く一般的に使用されるコンピューターソフトです。

PhotoshopもIllustratorと同様、Adobe System社が開発したグラフィックソフトのひとつで、こちらはその名の通り、どちらかというと写真画像を加工するために利用されることの多いコンピューターソフトとなります。

AIファイルとは、上記したコンピューターグラフィックソフトIllustratorで書き出すことが出来るひとつのファイル形式で、プリント印刷業界では広くデザインデータをやり取りする場合に使用されています。そして当社でもバックパネルのオリジナルデザインをお客様からご入稿頂く際には、このAIファイルの形式でのご入稿を推奨させて頂いております。

上記したコンピューターグラフィックソフトPhotoshopで書き出すことが出来るファイル形式がこのEPSファイルです。オリジナルバックパネルの名入れデザインをご入稿頂く際、こちらのEPSファイル形式でも当社は承っており、デザイン変換料無しで、特注作成をさせて頂くことが可能です。

PDFとは、こちらもAdobe Systems社が作成した電子文書のフォーマットのひとつの形式です。インターネット上で公開されております取り扱い説明書などは広く、このフォーマットが利用されており、紙の冊子などと同じような感覚で閲覧することが可能です。

Joint Photographic Experts Groupの頭文字を取ったこのJPEGとはつまり、コンピューター上などで扱われております静止画像のデータ圧縮方式のひとつです。この画像ファイルには拡張子としてjpgが多く使用されます。当社ではこの形式でもバックパネルのオリジナルデザインのご入稿受け付けておりますが、この場合ですとデザイン変換料が発生する場合がございますのでご了承下さい。

DICとは、DIC株式会社という化学工業メーカーから出版されております色見本帳のことを指しておりDICカラーガイドとも呼ばれております。これには1000色以上の色にそれぞれ番号が割り当てられており、オリジナルバックパネルを作成する際の厳密な色指定に活用されたりするアイテムです。