生地について
天竺木綿
その昔、インドから伝わった木綿生地ということから、この名が付いたと言われており、生地業界や幕業界、またアパレル業界では現在でもこの名が広く利用されています。
やや太めの番手の糸で、経緯共に同じ密度で平織りされたスタンダードな綿生地であり、紅白幕をはじめ、風呂敷や手ぬぐい、また、Tシャツなどの洋服などでもよく活用されています。
他の化学繊維素材に比べるとマットな質感があり、昔ながらの和の風合いを紅白幕にお求めのお客様などにおすすめの素材であり、当社で取り扱っております中では最も厚手の素材となります。
金巾
こちらも平織りされた綿素材ですが、上記の天竺木綿に比べると生地感はやや薄手となり軽量となりますので、風によくはためきます。その性質からこの日本では昔からのぼり旗などの素材としても広く使用されてきました。
ただし紅白幕として使用する場合は上下共にしっかりと留めておかないと、思わぬ事故に繋がる可能性がございますのでご注意下さい。
質感としましてはやはり上記の天竺木綿と同様にマットで伝統的な風合いがありますが、生地素材が薄い分、こちらの金巾のほうがやや価格はお安くなります。
ナイロンA
薄手のナイロン素材の上に、アクリルコーティングを施した化学繊維素材です。
当社で取り扱っております紅白幕は基本的には全て屋内用となっておりますが、その中でもこちらは若干の撥水性がございますので、どうしても屋外使用したいというお客様には、こちらの素材をおすすめさせて頂いております。
ツルツルとした手触りで若干の光沢感がある紅白幕の素材となります
トロピカル
化学繊維であるポリエステル素材のひとつで、軽量であり発色が鮮やかなのが特徴です。紅白幕としてのこの素材は、ポリエステル特有のサラリとした手触りがあり、生地のも張りがあり、皺になりにくく、さらに軽量なわりには耐久性にも優れておりますので、扱いやすいかと思います。
テトロンポンジ
こちらも化学繊維であるポリエステル素材のひとつで、上記のトロピカルと比較するとその半分ほどの薄さとなります。見た目の質感や触り心地、また発色の良さなどの特徴もトロピカルとほぼ同様であり、違いはその厚みとそこから生じる軽量さくらいであり、その分こちらで作成された紅白幕のほうが若干、お安くご提供することが出来ます。
メッシュ 1~3mm前後の穴
こちらもポリエステル系素材となっておりますが、画像を見て頂いてもお分かりになられるかと思いますが、ひとつひとつの孔は1~3mm程度と意外に大きく、紅白幕として使用した場合、完全にその向こう側が透けて見える仕様となっております。 そのため正直なところ耐久性にはそれほど優れているとは言えませんが、通気性が抜群に良いため、夏場などに紅白幕を使用したい場合におすすめです